藤井です。
今年2月、非常!に大事な書類が入ったレターパックをトイレに置き忘れました。
途中で気が付いて戻り、守衛室に届けられていた書類は無事に手元に戻りましたが
私自身の落ち込みは深く這い上がれません。最近忘れ物をよくやらかすので、
MCIを疑った私はネットで調べた「認知症ドッグ」を受ける事にしました。
今回お世話になったのは【脳と神経のクリニック橋本】
当日の流れは受付を済ませると問診表により磁気を使用した装着品などの確認、次に
タブレット上で足し算、引き算、覚えた数字を逆再生せよ、サイコロ様の展開図
が次々と出て来て同じ形になるものを選べ、等算数の問題を順次解答して行きます。
漢字の読み書き、英語で表せだの覚えた野菜や果物すべて答えよといった問題は出ません。
泣きそうになる頃に「問題は以上です」と画面が終わりを告げます。
ストレス最大値になっている状態で着替えをし、1.5TのMRIによる撮影に移ります。
Tとは電気自動車【テスラ】ではなく磁力の強さ「テスラ」を表しますが解像度も数字が
大きくなると上がりMRIの価格も5億円から20億円と高くなっていきます。
終始「カン!カン!カン!カン!」と不快な音が響き、BGMの鳥のさえずりみたいな音楽
もかき消すMRI検査が10分間。その後院長の診断結果の説明を受けて料金は22,000円也。
検査結果は数値化した書面でもくれますが院長曰く「海馬の量は同年齢と比較して十分な体積でありアルツハイマー病に罹患する可能性は殆ど無いでしょう」との事。
ひとまず安堵致しました。
診察室を出る私に院長が「忘れ物は注意力の問題です」とボソッと仰いました。
ウチの先輩ケアマネお二人は、このことを先刻ご存じだとは思います。
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